技術開発と営業の相互理解を検証する
あまり自分に関係ないテーマだなあと思われる方と
いらしゃると思います。
こんな世界なんだ。。と読み飛ばしていただければ、幸いです。
私は、たまたま最初技術開発を経験し、後に、営業、コンテンツ
プロデュースという仕事を経験することになりました。
技術の世界は、超専門職の世界です。
全体的な技術知識に加え、自分の開発テーマについては、
誰よりも専門家でないと通用しません。
特に研究分野では、日々勉強しないとついていけません。
自分の技術に夢、情熱をもってやられている方がたくさん
おられます。
技術経験者以外は、技術のことは、技術者であれば、
何でもできると思いがちですが、
今の技術はそんな甘くありません。
自分の突き詰めたテーマ意外、なかなかつぶしがきくにくいのです。
それ故、企業では、自分の開発テーマを守ろうとします。
技術が、何に使えるか?という発想になりがちです。
無理からぬことでありますが、実際にビジネスになるかは、
お客様の頭の中を徹底的に理解しることなので、
なかなか摺合せが難しいという現実があります。
また商品をつくる場合、多くの技術課題が発生します。
要素レベルの課題、量産レベルの課題
おそらく、数百以上に及びでしょう。
それをひとつひとつ解決、検証し、つぶしていかなければ
ならないのです。膨大な時間と労力がかかるのです。
一方 営業の世界はというと数字の世界です。
ノルマを達成することは、かなり負担です。
リピーター、紹介営業を通じていくと営業は安定します。
ビジネスは、売ってしか利益が確保できません。
どちらかというとビジネス上は、優位な立場にあります。
ただ、意外に商品開発、技術開発が簡単にできると思っている
ケースが多いです。
そして、技術者であれば、すべてできると考えているケース
も多いです。
技術と営業の両者が一緒に仕事をしたら、どうでしょうか?
技術の方と営業の方がうまく摺合せがうまくいかないことも
たくさんみてきました。
経験していないものは、頭で理解していても、体で本当にわかって
いません。
極論かもしれませんが、お互いの部署を一度経験すると遠回りのようで、
結論摺合せロスが少なくなり、かえって早くなる
のではないかと考える時があります。
互いの仕事のやり方を尊重し、ここでもお互いを理解したい
理解しようという気持ちが鍵になります。
そして、自分のできないところは、力をお借りするという
姿勢が重要になるのです。
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