ファシリテーションの基礎をお伝えしてまいりました。
今回は、最終回 ファシリテーターが大事にすること
について、お伝えいたします。
1、個人の違い、組織を背負うことで心理のや集団での
意思決定のわなを理解しておくこと
-個人の違いとは、立場、職種の違い、
解釈の仕方の違い、価値観の違い、重要度の違い等
-組織心理とは、必要以上に組織間の差異を感じること
-集団の圧力で浅い思慮になっていないか?
一度コミットしてしまったことに一貫性
を持たせるため、間違った方向になっていないか?
2、常に論点をおさえる
論点とその意見をわけて聞く
3、議論を深める、確認する、議論しない
の3つに分けて、進める
4、議論のステップ
・何の話をなぜここでやるのか
(目的共有、合意手続、参加者への期待役割)
↓
・なぜそうする?(問題点、課題)
↓
・どうする?(選択肢案、絞り込み)
↓
・どうやってやる?(いつ誰がどうやって)
5、対立のマネジメントのステップ
・議論の土俵をあわせる
(情報不足の補い、すべてオプションの
メリット、デメリットを共有)
↓
・合意ポイントを共有
↓
・対立ポイントとその原因を明確化
↓
・目的にあわせて結論を導く判断基準を明確にする
↓
・相互理解の為の機会をつくる
(話をさせ、話を聞かせる
どうすれば、合意できるか
メンバーに考えさす)
6、人は、論理では動かない
論理の裏で感情に働きかけるプロセスを設計する
・感情のステップを進める(ex. 相互理解→共感→信頼)
・会話そのものが感情に与える影響を考える
-相手に対する気遣い
-相手自身に興味を示す
-共感をつくる、示す
-アイデア、意見を求めて
コミットメントを引き出す
-存在意義を認め、協力、貢献を依頼する
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